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ポイント
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① 18歳を超えると児童養護施設を退所し、自立した生活をしなければならない
② 子どもたちを支える土台(経済性・関係性・安全性)が不足し、基盤を整えられない
③ 寄付という支援を束ね、子どもたちの安心を与え、また支援を頂く方々の輪を広げ社会で子どもたちを支える仕組みを作りたい。 -
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ゴール
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「施設出身の子ども達に安心と頼れる人を保険という形で提供したい」
- 18歳を超えると児童養護施設に入所されている子ども達は自立を求められるのが今の法律です。
18歳はまだまだ未熟で、社会との繋がり、経済的な自立、自分の身の安全の確保など、自立するにはまだまだ時間が必要な場合がほとんどです。
今回このクラウドファンディングを始めたのは、18歳を超える施設退所児童に対し、困った際の相談、病気や怪我の時の安心を与え、将来への不安を少しでも軽くしてあげたいという思いから、ファイナンシャルプランナーを専属の担当者とした上で、独り立ちまでの期間を守る(民間の)医療保険をプレゼントします。
また、寄付を頂いた皆様には、虐待などを理由に親と一緒に暮らせない子どもたちのリアルを知って頂く機会をリターンとして、児童福祉の第一人者であられる至誠学園名誉学園長の高橋利一先生の講演を聞いていただく機会を作りたいと思っています。 -
【孤児たちの闘い】高橋利一さん「孤児の問題は現在の子どもの貧困や虐待につながっている」
※引用:東京新聞チャンネル https://www.youtube.com/watch?v=204dBdAsLRs -
こんな社会課題を解決したい
- 児童福祉法では18歳までの措置と定められており、18歳を超えると必然的に児童養護施設を退所し、社会的自立を求められます。
特に児童養護施設の子どもたちは社会に対しての不安も多くあり、まだまだ世間を知らない中、『措置解除』となり、頼れる人も場所もなくなってしまう事が現状です。
何もわからない、頼れる人もいない、そんな中社会に出るといろんな誘惑があり、中には借金を抱えて施設の職員に相談にくる子もいます。
相談にくる子はまだいいのですが、施設でお世話になったから、こんな姿は見せたくないと相談に来ずに、また新たに負債を抱えてしまうループに陥り、後に引けない状態になる子もいます。
そんな方たちに必要なことは、困った時に頼れる身近な人と将来の不安を少しでも和らげてあげることだと考えています。
そこで、「花束募金」という名のクラウドファンディングを立ち上げたいと思っています。
皆様から頂いた支援金を卒園する子供達にファイナンシャルプランナーが子どもたちの一番身近な相談者として付けた上で、医療保険で数年間(最長10年)の経済的、心理的安心を確保し、この期間で生きる土台を作り、子どもたちの夢を叶える準備期間をプレゼントします。 -
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スケジュール
- 2022年4月〜5月 クラウドファンディング実施
2022年6月 施設卒業の子どもたちに順次保険のお渡し。
2022年7月 子どもたちからの感謝メールで直接支援を頂いた方々へお伝え。
高橋先生の社会的養護が必要な子どもの現状の講演実施。 -
リターン紹介
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1,000円のご支援
- ただただ応援!
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3,000円のご支援
- とにかく応援したい!
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5,000円のご支援
- 子どもたちの感謝のメール
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10,000円のご支援
- 子どもたちの感謝のメール
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50,000円のご支援
- 子どもたちの感謝メール+高橋利一先生講義
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100,000円のご支援
- 子どもたちの感謝メール+高橋利一先生講義
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資金の使い道
- 今年度卒業生の子どもたちの保険費用として使用させて頂きます。
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起案者の紹介 〜 一般社団法人リーチ奨学育英会 〜
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リーチ奨学育英会 プロジェクトリーダー:三ッ橋 宏介
- 「子ども達の人生。夢と希望を持って生きていただきたい」
大学時代の恩師であった高橋利一先生の運営する児童養護施設で18歳以上の子どもたちの抱える現状を聞き、直接子どもたちと触れ合う中で、何か子どもたちにしてあげられることはないかと考えていました。
私が社会人となり、保険と向き合う中で、自分の将来を真剣に考えてくれるファイナンシャルプランナーに出会い、人生を楽しく生きるためのライフプランを構築する必要性を学び、子ども達にも是非ファイナンシャルプランナーとの会話の中で、自分のやりたいこと、生き方を真剣に考えてもらい、将来に夢を持って、強く生きていただきたいと思うようになりました。
そこで浮かんだのが今回のプランです。
子どもたちの生活を陰で支えるような見えないセーフティーネットをつくり、社会で子どもたちを支えたいと思っています。 -
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恩師:高橋利一先生(一般社団法人リーチ奨学育英会代表理事)
- 1939年東京生まれ。児童養護施設至誠学園指導員、施設長。
1993年日本社会事業大学教授を経て、法政大学現代福祉学部教授。法政大学名誉教授。社会福祉法人至誠学舎理事長、至誠学園統括学園長をつとめ、現在名誉学園長。
一般社団法人リーチ奨学育英会は施設卒業生を自立させ、社会において健全な成人へと導くことを実現し、もって児童福祉に寄与することを目的として2016年7月に設立いたしました。
この度のクラウドファンディングは一人でも多くの方に、子どもたちの現状を知ってもらい、子どもたちの将来の自立と、健全な成人へと導くことへの一つとして新たな挑戦になります。
是非皆様にご支援をいただき、未来ある子どもたちの将来を支えていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。 -
よくあるご質問
- Q:18歳以上の子ども達も支援延長はあるのではないですか?
A:国の制度としてはあるにはありますが、ほとんどが承認されません。だからこそ、社会で支える必要があります。
Q:住む場所を作ってあげる方がいいのではないですか?
A:別途企業の支援を頂きながら、運営している施設を育英会として行っています。ただし、まだまだ数は足りない状況ですので、こちらも支援を頂けるか模索したいと思います。